2015年11月13日金曜日

闘病日記・敗血症編


敗血症は意外と身近な病気のようですね。

 

親族も昨年敗血症になって1ヶ月入院しました。

 

その時は激しい頭痛に襲われたそうです。

 

血液中の細菌がどこかに巣を作るのかもしれません。

 

その他にも身近な人が敗血症になったという話を何人かに聞きました。

 

免疫力が落ちたり、虫歯などからもなるようなので

 

この病気の事を頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれません。

 

 

 

 

敗血症と診断され入院後、

 

それまで張りつめていたものが切れたのか状態は悪化し、

 

熱が40度前後ある状態が10日近く続きました。

 

 

意識も朦朧とし、幻覚が見えていました。

 

テレビがついていないのに画面が動いているように見えていました。

 

カーテンの上に小人のようなものも見え、完全にまずい感じがしましたね。

 

 

腰は少しでも動くと激痛が走るので全く身動きがとれない状態です。

 

食欲も全くなく、汗は止まらず、常に腰が痛み、自分の思考すらコントロールできず

 

地獄というのはこんな感じかと思いました。

 

 

ただただ、天井を見て過ごす日々が続きました。

 

 

 

 

そんな日々も3週間の抗生物質の点滴のおかげでだんだんと熱も下がってきました。

 

それでも38度以上はあったのですが少しはまともになってきていました。

 

 

早く仕事に復帰しようと思っていたので痛いのを我慢して起き上がったり、

 

無理やり立つ練習をしていました。

 

今考えると恐ろしいですが・・・。

 

 

そして、どうしても病院から出たかったので

 

先生を説得して退院に成功。

 

やっと家に帰ることができました。

 

 

 

しかし、帰ってから状態は悪くなる一方。

 

歩くことはままならず、熱は高まるばかり。

 

さすがにまずいと思って病院へ行って検査すると、

 

 

「腰椎(腰の背骨)が溶けていますね。」

 

え・・・?

 

骨が溶けている?

 

背骨が潰れて下半身に障害?

 

長期での治療が必要?

 

 

あまりにショックでこの言葉しか覚えていません。

 

目の前が真っ暗になるということがどんなことか初めて知りましたね。

 

しばらく呆然としました。

 

しばらくして化膿性脊椎炎と診断されたことを知りました。

 

 

どのタイミングかはわかりませんが、

 

血液中の細菌が背骨に付着して骨を溶かしているということらしいです。

 

そして、その場で即再入院となりました。

 

 

 

 

今回の教訓

 

退院を焦らないようにする。

 

 

仕事に早く復帰したい、早く家に帰りたいという気持ちがあり、

 

一刻も早く退院したいと焦った結果、悪い方向に行きました。

 

 

ゴルフで少しでもスコアを良くしようと焦り、

 

ショートカットを狙い林から抜け出せずに傷口が広がるのと一緒ですね。

 

 

世の中には思い通りにならないことがあります。

 

何事も焦りは禁物ということですね。

 

身に染みてわかりました。

 

 敗血症になった時点で数か月入院するくらいの覚悟が必要かもしれませんね。

 
 
入院したら絶対に大丈夫と言うところまで治してから退院したほうがよいですね。
 
 
 

 

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